皆様初めまして。済生会新潟県央基幹病院(通称:県央基幹病院) 救急科 新田正和です。
2024年3月1日開院の 済生会新潟 県央基幹病院ER (KENOH ER)・重症系病棟(KENOH ICU)の運営にかかわっています。
まだ救命救急センターを名乗ることはできませんが、いずれは救命救急センターを設立させます。それまでの軌跡をこのブログで紹介します。
2025年度の救急科専攻医枠2名決定。あと1名残っています。集中治療専門医研修もできますのでホームページ下段の連絡先までお気楽にご相談ください。
来年度の救急科専攻医研修は枠が3名あります。現在2名まで埋まりましたがあと1名研修可能です。詳細はサイト下段にありますが、救急車7000台規模のER、ICUでぜひ一緒に学びませんか。ご連絡お待ちしています。
最新のブログ記事
REBOA講習会限定動画UPLOADしました。
KENOH ICUメーリングリストの皆様に限定動画URL送りましたので、お暇なときにご覧ください。なおまだメーリングリスト(県央基幹病院職員限定)に入っていない方は新田かER課長さん、ICU課長さんなどに参加希望をお伝えください。
【新潟縦断ラーメンツアー総集編③】加茂市、燕市、三条市、弥彦村、見附市をまとめたよ
加茂市、燕市、三条市、弥彦村はすべて新潟・県央地域です。
弥彦公園もみじ谷ライトアップ
現在紅葉まっさかりの弥彦神社・公園に昨夜行ってきました(昨日撮影写真)。ライトアップは来週末までです。紅葉はすばらしいですが週末はすごく混むので、車で行く場合には近くの有料駐車場ではなく、弥彦神社・競輪場近くの無料駐車場にとめて弥彦神社経由(現在菊祭り開催中)で歩いてもみじ谷にいくことをお勧めします。夜の弥彦神社も厳かでよいです。
KENOH ICUの窓辺から 2024.11.15
病院前ではイオンの工事が始まりました。2025年夏以降完成だそうです。
REBOA挿入講習会
本日K先生に指揮していただき院内REBOA挿入講習会行いました。後日限定YouTube動画で情報共有します。
50年以上のベストセラー!薪ストーブ
新田の中では、本間製作所の本社のある白根も県央地域です。本間製作所本社のとなりのウオロクでお惣菜を買っていつも帰っています。もちろん薪ストーブ持ってます。冬キャンプシーズンにもってこいです。
子どもの自己肯定感って!?病児保育も運用している『なでしこぽかぽか保育園』ってどんな保育園?
第2回フクダ電子人工呼吸器WEBセミナー(WEB) 11/26
当院もICU,一般病棟で使用している人工呼吸器:サーボの販売業者のフクダ電子さんが人工呼吸器管理関連の無料ZOOMセミナーを企画してくださいました。ICUでもみなさん、人工呼吸器グラフィックで悩むことがあると思います。お時間のあるかたは是非ご参加ください。事前登録必要です。
NP研修:Nさんお疲れさまでした。
先日当院ER・ICU 3人目(燕労災から数えると4人目)のNさんのNP研修が終わりました。研修中、すごくがんばっていただき、臨床面で我々も助けていただきました。ありがとうございました。(研修中に2例症例報告まとめました。すごいです。)地元会津の病院でご活躍される予定です。
2025年度 救急科専攻医募集・中間報告
2025年度の救急科専攻医枠2名決定。あと1名残っています。集中治療専門医研修もできますのでホームページ下段の連絡先までお気楽にご相談ください。
【にいがた旅キャン#40】新潟キャンプ場ガイド!道の駅SORAIRO国上CAMP FIELD
KENOH ICUの窓辺から 2024.10.24
写真ではわかりづらいですが弥彦山が色づき始めてきました。弥彦神社の紅葉はすばらしいので是非機会があればいってみてください。11月には救急科に1名精鋭が勤務を始めます。医療体制をさらに良くできるようみんなで頑張ります。
医者でも難しいのに、非医療者の患者さんや患者さん家族のみなさんが、症状などから重症度を判断することは困難です。医者も実際に診察しないことにはその重症度を感じることができません。歩いてこられても重症、救急車で来られても軽症などたくさん経験します。できるだけ救急隊の方たちがトリアージしてくれますが、たとえ結果的に軽症・帰宅可でもやむを得ないことです。とはいっても新聞記事にあるようにまだ7000件を超える救急患者さんを余裕で診療できる体制はまだ当院にはありません。
時間外労働過多を恒久的に行うべきでないのは当然であること、病院幹部から時間外業務減らす指導を受け、さらに問題解決のために医師の確保に尽力していただいていることをお伝えしたうえで、新田の意見を述べさせていただきます。
済生会新潟県央基幹病院 救急科 令和7年度(2025年)救急科専門医、集中治療専門医取得研修コースのお知らせ(2024.10.31内容更新)
対象:
救急科専門医取得希望の先生(他科からのダブルボード取得目的の先生も大歓迎です)
集中治療専門医取得希望の先生
(専門医取得目的でない常勤医の先生は随時募集しています。救急・集中治療に興味をもっていただければ専門は問いません。)
募集定員:救急科専攻医 3名 (2名内定、残1名です)、集中治療研修 2~3名 (1名内定)
当院の特徴:
当院は2024年3月に開院したばかりですが、前病院(新潟県立燕労災病院)時代の実績で救急科専門医研修・基幹施設を取得済みです。集中治療科専門医研修・協力施設(基幹施設:新潟市民病院)にも認定されました。
救急科に所属していただき研修を受けいていただきます。
開院6か月で地域内の救急患者が当院に集約しており、連日20~25台程度の救急車受け入れを行っています。ICUは重症度の高い患者さんの診療割合が増えており、重篤なショック症例、人工呼吸器、血液浄化法、心肺蘇生後、ACS後、重篤な心不全管理、外傷などを多数経験しています。
ECMOはV-V、V-Aとも施行可能となりました。ECPR1件、無事社会復帰されました。IMPELLAは導入していません。心臓血管外科手術/重篤な脳外科手術は行っていません。
臨床実績は増えているものの、まだ成長過程の施設です。On the job trainingとともにZOOMやYouTube限定公開動画なども利用し日々勉強会を行い知識・技術の向上に努めています。
現在救急科のメンバーは、常勤医7名、NP1名、病院救急救命士3名で、初期研修医/NP研修/特定行為看護師研修/救急救命士研修の方々が適宜メンバーに加わります。
勤務形態:
変更労働時間制を採用し、週40時間、(そのうち夜勤(17:15~翌10:15):月3回、遅番(12:00~23:00)勤務:月3回)が基本ですが、若干基本給を減らし、夜勤免除としたり、週4日(32時間)勤務への変更も可能です。みなさまのライフスタイルに柔軟に対応いたします。
業務内容:
ERとICUの診療および、一般病棟入院の救急科患者さんの診療、RRSの対応を行います。
学問・教育内容:
臨床に追われるだけでなく医学の進歩への貢献できるようがんばっています。昨年度(燕労災病院救急科名義)は、英文雑誌への症例報告1篇、国内雑誌の症例報告2篇がアクセプトされました。今後は前向き研究立案や多施設研究にも積極的に参加します。
前述のごとく、院内での救急・集中治療関連の勉強会、地域内救急救命士教育を行っています。地域MCの立ち上げ・運営にもかかわっています。
最後に:
上記のごとく研修をバリバリ行うことも可能ですが、みなさまそれぞれ人生の優先度が違います。現時点では家族を優先する、勉学を優先するなどさまざまです。みなさまの人生プランにあった研修にフレキシブルに対応いたします。
また、いい意味で田舎の病院ですのでオフの日は自然を満喫できます。救急科主催のキャンプ企画などもあります。基本のどかな感じで診療を行っています。
専門医研修目的でなくとも、すでに専門医取得で数年間子育てに重点を置きたい、自然の中で心を癒したい先生など、当院に興味をもっていただいた先生にぜひ見学だけでもきていただけるとうれしいです。
連絡先:
このブログの下段のリクルートサイト・見学希望ボタンから連絡先に飛びます。ぜひお待ちしております。
救急科専攻医学年(医師3年~5年相当+ダブルボード専攻)の先生が6名、2024年4月から新病院で働いていただけることとなりました。そこで、救急科中堅~指導医クラスの先生も絶賛募集中です。医師教育を熱心にしていただける先生、ぜひブログ下にあるお問い合わせフォームからご連絡ください。