KENOH ICUの窓辺から 2025.11.4
ICUの窓越しだと写真が幻想的になりました。ついに週末イオン開店ですね。どの分野でも新しいことを始めることへの困難に立ち向かう勇気を尊敬申し上げます。当院も開院後いろいろな問題を少しずつ解決している状況で引き続きみんなで頑張ります。

皆様初めまして。済生会新潟県央基幹病院(通称:県央基幹病院) 救急科 新田正和です。
2024年3月1日開院の 済生会新潟 県央基幹病院ER (KENOH ER)・重症系病棟(KENOH ICU)の運営にかかわっています。
まだ救命救急センターを名乗ることはできませんが、いずれは救命救急センターを設立させます。それまでの軌跡をこのブログで紹介します。
ICU医師・随時募集中です。
現在ICU診療強化を目指しています。ICU勤務経験の先生用のICU勤務特化シフトも検討しています。週末1日/半日勤務や、平日1日/半日勤務でのICU勤務をご検討の先生は是非、当ブログ最下段の紹介フォームでお問い合わせください。


初期研修からの救急科専攻医研修だけでなくいったん他科で働いている先生が救急科スキル取得・専門医取得目的で研修する制度がカリキュラム制です。ご興味を持たれた先生はいつでも見学・説明可能です。お気軽にご相談ください。(このサイト下に見学申し込みフォームボタンあります。)
外傷再建外科とのダブルボード取得(整形外科専門医と救急科専門医取得)プログラムの紹介
当院外傷再建外科(整形外科)と協力し、total 5年9か月の研修期間でのダブルボード(整形外科専門医と救急科専門医)取得プログラムを作っています。研修例は以下の2パターンで例3の最初の3年9か月を整形外科で研修するか例4の救急科研修を最初と最後の1年ずつ研修するかのどちらかです。外傷再建外科のホームページURLも以下に載せますのでご確認いただき、ご興味のある先生はこのサイト下の見学申し込みフォームや各科の医師に相談してみてください。見学大歓迎です。


ICUの窓越しだと写真が幻想的になりました。ついに週末イオン開店ですね。どの分野でも新しいことを始めることへの困難に立ち向かう勇気を尊敬申し上げます。当院も開院後いろいろな問題を少しずつ解決している状況で引き続きみんなで頑張ります。
本日は当院が予定停電作業で日中ERを閉鎖しており、患者さん、医療関係者のみなさんに多大なご負担・ご迷惑をおかけして申し訳ありません。順調にいけば夜間帯からERが開きます。よろしくお願いします。
現在大坂で開催されている救急医学会学術集会で、当科から杉戸先生(レクチャー)と外川先生(研究発表)が参加発表されました。お疲れさまでした。当科では今後もどんどん学会活動・執筆活動をがんばります。
内科専門医で現在ダブルボード取得目的で当科救急科専攻医プログラムにはいっていただいている瀬堂川先生が”フィジカル大全”で軟部組織感染の項を執筆されました。新田も購入させていただきました。勉強します。
大雨のあと一時天気が良くなりました。英語の格言でEvery cloud has a silver lining(どの雲の後ろには光あり:どんな困難な状況にも、必ず希望がある)というものがあります。当院もいろいろ問題がありますが、必ずよい解決策があるはずなので前向きにいければと思います。
先日、院内で今年度5か月間のER実績報告がありました。速報値にて今後若干数字が変わる可能性がありますが、以下のごとく救急車受け入れ台数は若干減り、Walk In患者さんは大幅に増加しました。総計でER受診患者さんの数は増えており実感とあっているデータでした。引き続き病院全体で地域医療を守れるようにがんばっていきます。
そよらほぼ完成したようです。勤務明けに買い物して帰れそうです。
昨日全国の研修医の皆さん向けに、当科専攻医プログラムの紹介をさせていただきました。
今回は少し窓の左側を撮影しました。イオンだけでなくヤマダ電機もだいぶ完成に近づいています。11月オープン予定のようです。当院ERに関しては、秋になり患者さん減るかと思っていましたが重症も含めて平均して多い感じです。(7,8月の異常な多さではなくなっています。)
済生会新潟県央基幹病院 救急科 令和7年度(2026年)救急科専門医、集中治療専門医取得研修コースのお知らせ(2025.10.23内容更新)
対象:
救急科専門医取得希望の先生(他科からのダブルボード取得目的の先生も大歓迎です)
集中治療専門医取得希望の先生
(専門医取得目的でない常勤医の先生は随時募集しています。救急・集中治療に興味をもっていただければ専門は問いません。)
募集定員:救急科専攻医 3名 (2名内定、残り1名です)、集中治療研修 2名 (0人内定)
当院の特徴:
当院は2024年3月に開院したばかりですが、前病院(新潟県立燕労災病院)時代の実績で救急科専門医研修・基幹施設を取得済みです。集中治療科専門医研修・協力施設(基幹施設:新潟市民病院)にも認定されました。
救急科に所属していただき研修を受けいていただきます。
開院1年で地域内の救急患者が当院に集約しており、連日20~25台程度の救急車受け入れを行っています。ICUは重症度の高い患者さんの診療割合が増えており、重篤なショック症例、人工呼吸器、血液浄化法、心肺蘇生後、ACS後、重篤な心不全管理、外傷、熱傷などを多数経験しています。
ECMOはV-V、V-Aとも施行可能となりましたが、症例はまだ少なく開院からECPR2件(社会復帰1例、死亡1例)のみです。IMPELLAは導入していません。心臓血管外科手術/重篤な脳外科手術は行っていません。
臨床実績は増えているものの、まだ成長過程の施設です。On the job trainingとともにZOOMやYouTube限定公開動画なども利用し日々勉強会を行い知識・技術の向上に努めています。
2025年4月からの救急科のメンバーは、常勤医9名、病院救急救命士4名で、初期研修医/NP研修/特定行為看護師研修/救急救命士研修の方々が適宜メンバーに加わります。
勤務形態:
変更労働時間制を採用し、週40時間、(そのうち夜勤(17:15~翌10:15):月3回、遅番(14:00~23:00)勤務:月2回)が基本ですが、若干基本給を減らし、夜勤免除としたり、週4日(32時間)勤務への変更も可能です。みなさまのライフスタイルに柔軟に対応いたします。
業務内容:
ERとICUの診療および、一般病棟入院の救急科患者さんの診療、RRSの対応を行います。
学問・教育内容:
臨床に追われるだけでなく医学の進歩への貢献できるようがんばっています。
2023年度は(燕労災病院救急科名義)は、英文雑誌への症例報告1篇、国内雑誌の症例報告2篇がアクセプトされました。2024年度は、英文雑誌への症例報告1篇、国内雑誌Retrospective Study 1篇がアクセプトされました。
前述のごとく、院内での救急・集中治療関連の勉強会、地域内救急救命士教育を行っています。地域MCの立ち上げ・運営にもかかわっています。
最後に:
上記のごとく研修をバリバリ行うことも可能ですが、みなさまそれぞれ人生の優先度が時期により違います。家族を優先する、勉学を優先するなどさまざまです。みなさまの人生プランにあった研修にフレキシブルに対応いたします。
また、いい意味で田舎の病院ですのでオフの日は自然を満喫できます。救急科主催のキャンプ企画などもあります。基本のどかな感じで診療を行っています。
専門医研修目的でなくとも、すでに専門医取得で数年間子育てに重点を置きたい、自然の中で心を癒したい先生など、当院に興味をもっていただいた先生にぜひ見学だけでもきていただけるとうれしいです。
連絡先:
このブログの下段のリクルートサイト・見学希望ボタンから連絡先に飛びます。ぜひお待ちしております。

専門医取得済みの救急科中堅~指導医クラスの先生も絶賛募集中です。医師教育を熱心にしていただける先生、ぜひブログ下にあるお問い合わせフォームからご連絡ください。






